【開業届】意外とシンプル!開業届必要書類と提出方法

【開業届】意外とシンプル!開業届必要書類と提出方法

2021年9月28日(火)に開業届を提出してきました!

8月に提出しようと思っていたものの、個人的にかなり悪いことが続いたので少し様子を見て、退職から1ヶ月後に開業届を提出する運びになってしまいました。

開業届を提出するのに何が必要なの?

何を準備しておけばいいの?

税務署に行って開業届を目の前にしてちゃんと必要事項をその場で埋められるかなあ。

などと、不安な人も多いはず。

そこで、今回はやってみるとかなりシンプルだった開業届の提出方法と必要書類についてご紹介します。

開業届作成には無料オンラインツール「開業freee」が断然楽!

開業届を提出する時に必要な書類を作成するのには、いくつか方法があります。

  • 国税庁のHPから必要書類をダウンロードして入手する
  • 直接税務署に行き、必要書類を入手する
  • 無料オンラインツール「開業freee」で必要書類を作成する

まず私は、国税庁のHPで必要書類をダウンロードしようとしたのですが、どの書類が必要なのかわからず断念。

さらに、その書類のどこを埋めれば良いのかも勉強不足だった私には難しく諦めてしまいました。

そこで見つけたのが「開業届」と検索して一番上に出てきた無料オンラインツール「開業freee」でした。

「知識が無くてもとにかく簡単に開業届関連書類が作れる!」という口コミも多く、一度これでチャレンジしてみることにしました。

結論からいうと、ものの10分程度でさくっと全ての書類を作成することができました!

難しいことを入力する必要もなく、流れるように基本的な情報を入力していくだけで、簡単なのはもちろん必要な書類も自動判定してくれるので正確に書類一式を作成することができました。

今回は、この無料オンラインツール「開業freee」での開業届準備の流れをご紹介します。

「開業freee」を使った開業届関連書類作成手順

開業届は正式には「個人事業の開業・移転・廃業等届出書」と呼ばれています。

個人事業主が開業するには、これの他にもいくつか提出が必要な書類があります。

  • 個人事業の開業・移転・廃業等届出書
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  • 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
  • 所得税の青色申告承認申請書
  • 青色専従者給与に関する届出書

人によってどの書類を提出するかが異なりますが、入力内容に従って「開業freee」が自動判定してくれるのでご安心ください。

また、所得税の申告を白色にしようか、青色にしようか迷われている方もいらっしゃると思います。

しかし、「開業freee」では年間の予想所得を入力すると自動的にどちらの方が良いか判定してくれるのでこちらもご安心ください。

もう1つ重要なのは、上記の書類に加えて各控も必ず提出しなければなりません。自動的に控も出力されますが、税務署へ持って行き忘れないよう注意してください。

流れるように情報を入力しよう

まず「開業freee」を開き、ご自身のメールアドレスとパスワードを登録します。

そこからは「準備」→「作成」→「提出」の順番に進みます。

この時、画面をスクロールして流れるように各項目を入力してください。

難しい用語なども無く、知識が無い人でも理解できる易しい言い回しに変換してくれているので、問題なく全て埋められると思います。

質問に最後まで答えると、自分が提出する必要のある書類が表示されます。

出力された書類をダウンロード

出力された書類の表紙は、内訳がわかりやすく記載されています。

実際に私が出力した際に付いていた表紙が以下に添付しているものです。

私の場合は、必要書類は①個人事業の開業・移転・廃業等届出書 と ②所得税の青色申告承認新生所 及び各控の4種類でした。

ここで自動入力されている内容に誤りが無いか再度確認してください。

ダウンロードしたら印刷、捺印を忘れずに

「開業freee」では、マイナンバーカードがある人に限り、オンラインでこれらの書類を税務署に提出することもできます!

PCで提出する場合は、マイナンバーカード読み取りのためにカードリーダーがあること。

スマホで提出したい方は、開業freeeが提供する「電子申告・申請アプリ」というアプリを事前にダウンロードしておくことが必要です。

私もマイナンバーカードを持っていたので、スマホで申請しようと試みたのですが、アプリ上でマイナンバーカードの読み取りがうまくできず、断念しました。

アプリの口コミを読んでみると、ここでうまくいかなかった人が何人もいらっしゃるようです。

ただ、税務署がご自宅から遠い人には特に便利だと思うのでチャレンジする価値アリかもしれません。

ということで、私は税務署へ持参する方法をご紹介します!

まず先ほどダウンロードした書類一式を印刷します。

表紙にマイナンバーカードの個人番号の記入捺印が必要な箇所が明記されているので、その指示に従ってください。

これで書類の準備は完成です!

いよいよ提出!開業届たちを税務署へ

ここまでこればあとは作成した書類を税務署に持って行きましょう。

先にも書いたように、必ず控も一緒に提出してくださいね!

税務署の窓口で書類一式を手渡します。この時、場合によっては身分証明書やマイナンバーカードの提示を求められることもあるようですので念のため準備していってください。

窓口の担当者が正しく記入できているか確認し、開業届受理のハンコを押してくださいます。

ハンコを押してもらった控を受け取り、自宅で大切に保存しておきましょう!

提出は、かなりさくっと終わったので書類準備が山場ですね。

【まとめ】【開業届】意外とシンプル!開業届必要書類と提出方法

今回は、開業届を提出するのに必要な関連書類の作成方法と提出方法についてご紹介しました!

オンラインが主流の時代になったので開業がオンラインで済む時代。

開業届を提出したら、個人事業主としてさらに気が引き締まりますね。

ちなみに、開業届を提出する日について私は人生で初めて「縁起の良い日取り」を気にしました!

2021年9月28日は、大安の一粒万倍日ということで、事業の成功を祈るためにこの日を待って開業しました。

これから開業される方も初めてのことばかりで何もかもが不安だと思いますが、この記事を見て「なんだ、めっちゃ簡単!」と思っていただければ嬉しいです。