【京都→三重県明和町】伊勢神宮ゆかりの御所「斎宮」平安体験モニターツアー参加記〜お花が美しい明和町〜
2021年11月19日、満月の日に伊勢神宮ゆかりの御所「斎宮」平安体験モニターツアーに参加させていただきました!
京都駅発で三重県、明和町の斎宮駅で降車。
ツアーは、斎宮歴史博物館や斎宮跡、さらに遺跡発掘現場の見学はもちろん、しめ縄作りの体験や斎王さまのお食事を再現した「斎王弁当」でランチなど盛り沢山の内容でした!
モニターツアーで明和町をぐるり。
改めて町を見て、なんとお花の美しい町だろうと感じました。
今回の記事では、ツアーの見どころに加えてお花が咲き誇るカラフルな明和町の魅力をご紹介します!
近鉄の観光列車「楽」で京都駅から明和町の斎宮駅へ
京都駅から斎宮駅までは、特別な観光列車に乗って向かいます。
この電車は、近鉄の「楽」という団体旅行を目的に造られた車両だそう。
昨年2020年に車両がリニューアルされたそうで、古来より使用される漆をモチーフとした「漆メタリック」と呼ばれる色の車体が特徴です。
朝8時20分に京都駅の八条口に集合して受付をすれば、いよいよ乗車です!
このツアーは、クラブツーリズムの企画で一緒に添乗員の方が案内してくださるので安心です。
ツアーに参加されていたのは、ご年配の方のグループの他、歴史を勉強されている方やお好きな方もお一人で思ったよりたくさん参加されていました^^
車内はリニューアル後1年ほどしか経っていないということで本当にキレイ。
大阪、奈良、京都、伊勢志摩、名古屋の沿線5地域の魅力を日本の伝統色と和柄で表現したデザインだそうで、カラフルです。
合計40人くらいのツアーでしたが、新型コロナウイルス感染症対策のため、同じグループであっても1人1列広々と使うことができます!
座席には電源もあるのでスマホの充電も安心です。
2両編成の電車ですが、2両目の一番お尻部分は「楽VISTA」スポットというエリアがあり、ソファ席でパノラマビューを楽しめます。
前日にお仕事を詰め込んで夜中まで作業していたので、もったいないことにほとんど爆睡していましたが、約3時間後の11時頃に斎宮駅に到着です。
斎王様の食事を再現した「斎王べんとう〜斎王の宝箱〜」でランチ
11時、斎宮駅に到着。そこからバスでいつきのみや地域交流センターに移動し、ランチの時間です!
こちらでも感染対策で、スクール形式で食事をしました 笑
この「斎王べんとう〜斎王の宝箱〜」は、斎宮歴史博物館の指導のもと斎王様の食事を再現されたものです。
京都から斎宮へ斎王様が下りて来られる際、斎王様が乗られた御所車をモチーフされたお弁当箱に入っています。
屋根モチーフの蓋をあけると、お弁当は3段になっています。
中でもお伊勢さんからお恵みを受けたという古代米は滅多に口にできない縁起物。
その他にも、伊勢でしか食べられない「サメのたれ」の一夜干しや伊勢湾でとれた季節の魚や新鮮野菜を使ったおかずがたくさん。
一品一品丁寧に説明してくださり、その後は明和町の観光案内の映像を見ながら黙食を楽しみました。
こちらで、野菜や薬味などの販売もされていたのでお土産に購入されていた方もいらっしゃいました。
こちらの「斎王べんとう〜斎王の宝箱〜」は、個人のお客さんでも予約することができます。
一度に4名以上の注文から可能なので詳細は下記を参考にしてくださいね!
- 1,600円
- 4食以上の注文から予約可能、原則5日前までに予約必須
- 予約・お問い合わせ:明和町観光協会(TEL: 0596-52-0055)
- 食事場所:いつき茶屋(三重県多気郡明和町斎宮2669-4)
11月19日 竹神社の花手水はすでにクリスマス
ここからお花のきれいな明和町をご紹介します!
まずは、竹神社にある花手水です。
竹神社は、伊勢神宮の神様に仕えた姫君「斎王」の社と言われている場所です。
竹神社の紹介は以前の記事で紹介しているので、気になる人はそちらをご覧ください。
竹神社の手水は、地域の人々にもらう季節の花々で飾られ、明和町のシンボルとも言える存在です。
前回こちらの花手水を見た時は10月。コスモスがたくさん飾られていました。
今回行ったのは11月19日。お花の種類も前回とは違います。
今回はもうクリスマス仕様になっていました。
満月の夜やイベントの日にはライトアップすることもあります。
竹神社への参拝と一緒に花手水是非見てみてくださいね。
竹神社の花手水のみの写真をあげられているインスタグラムアカウントもあります。
気になる人はこちらを要チェックです!
秋はコスモス畑と「さいくう平安の杜」とのコラボが人気
毎年10月、11月頃になるとコスモスが鮮やかに咲く場所があります。
いつき茶屋や斎宮駅からもすぐ近くで徒歩で散策することができます。
いつき茶屋には広い無料駐車場もあるので、車で来る人はそこに駐車すればOKです。
美しいコスモスと、近鉄電車やさいくう平安の杜にある、復元された平安時代の建築物がコラボした写真を撮るのが人気だそうです。
ここでしか撮れないコスモス畑の写真ですよね。
私は事前に調べられていなかったので、そのショットを撮影せずに帰宅してしまいました 笑
特に、夕方のコスモス畑は人気だそう。
少しオレンジがかったコスモス畑は幻想的な風景です。
人も少なく、落ち着いて撮影できるのでおすすめです。
2021年に誕生した最新お花スポット「斎王野庭 空と風の花ばたけ」
こちらは、明和観光商社がボランティアを募って誕生した「斎王野庭 空と風の花ばたけ」です。
私の伺った2021年11月19日にほとんど完成したそうで、今後ベンチなども設置され、誰でも気軽に鑑賞できるようになります。
斎王さまの庭園をイメージしてつくられたコンセプトのある花畑で、十二単をイメージしたという7色のパンジーは特に目をひきます!
ここは線路のすぐそばにあるので、車窓から眺めて楽しむ人も増えそうです。
斎宮駅から「さいくう平安の杜」を左手にずっとまっすぐ歩けば、こちらの花畑が見られますよ!
【期間限定イベント】花手水デジタルアート
明和でお仕事があったのでツアー最後に京都駅まで帰る電車には乗らず、そのまま「平安絵巻プロジェクションマッピング2021」のイベントに参加させていただきました。
2021年11月19日、20日の2日間のみ行われたイベントです。
斎宮跡に復元された建造物にプロジェクションマッピングが行われるイベント、さらにちょうど月食が見られる時間帯だったことから、地元の人たちがたくさん来られていました。
日本中にいらっしゃる「斎藤さん」は、斎王に使える斎宮寮の長官が始まりと言われています。
このことから本名が「斎藤さん」でいらっしゃる壇蜜さんが一度きりパフォーマンスで登場されました。
さすがにお美しくいらっしゃいました。
このイベントで同時開催されていたのが、「花手水デジタルアート」です。
歴史的建造物の中にスモークがたかれ、真っ暗な空間に水に浮かんだ美しい花々が色とりどりにライトアップされていました。
光の当たり方によって表情や色が変わり、しばし見入ってしまいます。
ヨガスタジオで流れるようなゆったりとした癒し系の音楽が流れ、外で行われている賑やかなイベントの喧騒をしばし忘れてしまいました。
このデジタルアートはこの2日間限定だったのですが、また次のイベントで見ることができると嬉しいですね!
【まとめ】【京都→三重県明和町】伊勢神宮ゆかりの御所「斎宮」平安体験モニターツアー参加記〜お花が美しい明和町〜
今回の記事は、2021年11月19日に参加した「伊勢神宮ゆかりの御所斎宮平安体験モニターツアー」の体験レポートでした!
ここに記載していない内容もありましたが、今回は私が特に魅力的だと思った、明和町のお花スポットを中心にご紹介しました。
- 竹神社の花手水
- 斎宮のコスモス畑
- 斎王野庭 空と風の花ばたけ
- 【期間限定】花手水デジタルアート
今後も引き続き、明和町の魅力を発信していきます!