Day 1 in Penang, Malaysia: 美味しいご飯と街歩き

朝からウェブ会議を

結局昨日寝たのは夜中の1時。

でも今日は朝一からマレーシア時間の午前9時からZOOM会議の予定が入っていて、6時半に起きた。

ペナンの日の出は午前7時過ぎらしく、外はまだ真っ暗だった。

最初の4泊をがっつりお世話になるホテル「Reunion Carnarvon」のWiFiは強く、ビデオ通話も画面共有も完璧。

2時間の会議を滞り無く終えられた。

記念すべきペナンでの一食目

機内食以来何も食べていなかった。

会議を終え、11時半頃に早めの昼食をいただくことにした。

ホテルからすぐ近くの、「Chao Xuan Restaurant」で記念すべきペナン一食目。

10代くらいの可愛らしい店員さんが席まで案内してくれた。

注文すると5分ほどで登場。

台湾以来の魯肉飯は、お肉がほろほろ。

下に敷かれたご飯にも味が染みていて、煮卵や野沢菜と一緒に食べるとたまらなく美味しい。

アイスミルクティーも茶葉がしっかり感じられる味わいで、ビッグサイズにも関わらず全部飲み干してしまった。

これで約450円ほど。円安なのに満足感がすごい。

それにしても嬉しい、2年半ぶりの海外の空気

ホテルから出た瞬間、レストランから出た瞬間、

目に飛び込んでくる街並みや、香辛料の香り、何台ものバイクの音で、私は異国の地にいることに喜びを噛み締める。

海を越えて、飛行機に乗る。

これだけで、こんなにも簡単に日本の外に出られるのに。

なぜ2年半もの間、私たちは自由に行き来できなかったのだろう、と思わざるを得ない。

湿気のあるもわっとした暑さすらも心地良い。

自然と笑ってしまうほど幸せに満ち溢れていて、溜め込んできた悩みや辛さが全て解放されるようだ。

マレーシアリンギットをゲットしなくては

ホテルのフロントで、「Chulia St.まで行くとたくさん換金できるところがあるよ」と教えてもらったので、散策してみる。

12時半の炎天下を歩き始めたが、程なくして日焼け止めを塗り忘れたことを後悔した。

「Chulia St.」には確かに換金できるお店が何軒かあったが、自分自身の肌感覚で「ここなら安心して換金できる!」と心から思えるお店に出会えず。

もう一つ教えてもらっていた、「Prangin Mall」へと向かうことにした。

入るとすぐに換金所が。

女性がさくっと日本円をマレーシアリンギットにかえてくれた。

ほとんど手数料を取っていないのでは!?と疑うほど好レートで、インターネットで調べていったレートとほとんど同じくらいの金額を受け取った。

カフェでちょっと涼む

カフェで作業しようと「Sugar Tang」へ。

今時のカフェで、女性客を中心に店内は賑わっていた。

店員さんは走り回って接客するほど忙しそうだったが、とても丁寧だった。

デザートも兼ねて、豆花とカフェラテを頼んでみた。

豆花を注文すると「Brown sugar or Gui hua sugar?」と聞かれるが、「Gui hua」が分からない。

「Osmanthus flower」と教えてもらったものの、その単語も理解できず。笑

チャレンジしようと思って、その「Osmanthus flower sugar」にするとそれが大正解!

後で調べると、その謎のお花は「金木犀」!

ふわりと花の香りがする、シンプルながら華やかな味わいに一瞬で虜になった。

カフェラテも、コーヒーがエスプレッソ並みに濃く、本格的。

これで700円ほどなのは納得感がある。

お昼時だったのもあり、私の両側ではランチを楽しんでいた。

皆ふわふわのオムレツを食べていて、とても美味しそうだった。気になる。

夕ご飯には麺が食べたい

カフェで少し作業した後、残りの作業はWiFiが強いホテルで終わらせた。

予定していた仕事が全部終わったのは19時頃。晩御飯を探しに再び街へと繰り出した。

屋台や路店が人々で賑わう光景。

この、ありふれた日常ですら2年半も見ることは無かった。

人々がただただ、日常を過ごすこの風景に私はシャッターを押し続けた。

今日は絶対に麺の口だった私。

「Eat Simple」で、エビと肉団子入りのフォーを頼んだ。

「どう?美味しい?」

と日本語で聞いてくる店員のお兄ちゃんが、古紙を使ってガラ入れを折ってくれた 笑

えびは肉厚でプリプリ!海鮮だしがしみしみで、ニンニクや生姜もきいた絶品ヌードルに作業の疲れが癒える。

ちなみに、「ソフトドリンクはコーラか100 PLUSしか無い」と言われ、試しに注文してみた後者は、塩気の強いポカリスエットのようなスポーツドリンクだったという新たな気づきも。

「にじゅうななリンギット」

と日本語で教えてくれる店員さんにここでようやく「なんで日本語話せるの?」と聞くと、アニメを日本語で読んでいるとのこと!

「鬼滅読んだ?」(私は読んでない)

と聞くと「もちろん!主題歌を歌ってるLISAも知ってる!」と私よりも断然詳しかった。

外国に来ると毎回思うが、アニメや漫画の話ができる人生でありたかった。

帰りに懐かしのMILOアイス

デザートにマレーシアのかき氷「アイスカチャン」を食べて帰ろうと思ったものの、ドリアン入りしか見つけられず断念。

コンビニで懐かしの「MILO」アイスを買ってホテルで食べることにした。

街を歩き、ご飯を食べただけのペナン1日目。

ただ、それがこの上ない幸せだった。

明日からの日々も毎日を大切に過ごしたいと、心から思える初日だった。