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本当に船酔いするのか……?クイーンビートルで韓国・釜山に上陸してみた‼︎

皆さんこんにちは‼︎「今年こそ毎日更新する」と意気込んで以来なんと6ヶ月ぶりの更新です← 今私は、福岡港からJR九州が運航する高速船「クイーンビードル」に乗って韓国・釜山に来ています。「波の高さや風の影響でよくとまる」「揺れがひどくて船酔い必至」などよくない噂を耳にして不安を感じている人もいるかもしれません。この記事では、「クイーンビートル」で韓国に行く際の出入国の流れや事前準備、船内の設備を紹介し、実際に利用してみての率直な感想をまとめました。

※この記事は2023年6月29日にクイーンビートルに乗船した際の記録です。
 最新情報は必ずクイーンビートルHPをご確認ください。

クイーンビートルってどんな船?

「クイーンビートル」って知っていますか?私も実は最近まで知りませんでした。クイーンビートルは、JR九州グループが運営する日本・福岡と韓国・釜山をつなぐ高速船です。それも、2022年11月に先代の「ビートル」からリニューアルされ、とっても新しい船なんです!距離にして約213kmで、天候にもよりますがだいたい3時間40分ほどで韓国に上陸できます。色々な人に話を聞いていると、福岡にお住まいの人には、飛行機と別の渡韓手段としてかなり浸透しているように思いました。

クイーンビートルの店員は502名!シートベルト不要で、船内を自由に歩き回れるため、天候のコンディションがよければ途中で通る対馬を見たり、展望デッキで海を眺めたりする楽しみもありますよ。

気になるクイーンビートルの運賃は、安いプランでなんと4,000円!燃油サーチャージ料3,500円をたしても片道1万円をきります。(※2023年6月末現在)これは福岡住まいなら頻繁に釜山に行くはずだ……!

座席は「スタンダード」「ビジネスクラス」の2種類あり、条件によって「BEST」「GOOD」「PRIME」の3つのプラン、合計で6種の運賃体系があります。

BESTGOODPRIME
スタンダード便の変更 ×
予約便に限り有効
払戻手数料 50%
便の変更 ×
予約便に限り有効
払戻手数料 30%
便の変更 ○
決済日から1年間有効
払戻手数料 10%
ビジネスクラス便の変更 ×
予約便に限り有効
払戻手数料 50%
便の変更 ×
予約便に限り有効
払戻手数料 30%
便の変更 ○
決済日から1年間有効
払戻手数料 10%
※上記払戻手数料は、予約便の出発時刻2時間前までのキャンセルの場合
 2時間前経過後のキャンセル手数料はいずれのプランでも100%(払い戻しなし)

飛行機の場合エコノミークラスとビジネスクラスでは、かなり料金に差がありますよね。一方クイーンビートルは、スタンダードの座席に+5,000円でビジネスクラスがとれるのでグレードアップもおすすめです。

私が今回買ったのは「ビジネスクラスのBEST」。博多港ターミナル利用料等全て含め、片道13,500円でした。「天候や波の高さによりクイーンビートルは頻繁にとまる」という噂を知ったのはすでにチケットを購入した後のこと。無事に出航したので結果オーライでしたが、当日港に着くまでヒヤヒヤしていました 笑

クイーンビートルはどこから乗る?

「クイーンビートル」は、福岡県福岡市にある「博多港国際ターミナル」から乗船します。現在は主に韓国・釜山への出発口として機能しており、「クイーンビートル」のほか「ニューかめりあ」もここから出航しています。

「博多駅」から港へはバスで約20分。「博多駅西日本シティ銀行前(F)」から「88番」か「【快速】BRT」に乗車して終点「博多港国際ターミナル」で下車してください。「福岡空港」から港へ向かうにも、まずは地下鉄で「博多駅」まで出ましょう。

私のように、遠方から来てビートルに乗船する場合は前泊すると思います。今回、私は「福岡サンパレス ホテル&ホール」に宿泊していたのですが、港まで徒歩10分ほどで行けて朝も比較的ゆっくり過ごせました。(伝統的なホテルなので、設備の古さはありつつも快適に過ごせます)

博多港国際ターミナル

住所:福岡県福岡市博多区沖浜町14-1
TEL:092-282-4871
公式HP:https://www.hakataport.com/index.html

クイーンビートル チェックイン・出国の流れ

「クイーンビートル」は、2023年6月末時点で午前9時出発の1便のみ。空港と同じようにチェックインカウンターでまずチェックインします。出発の2時間前の午前7時から手続きが開始されます

カウンターでは、パスポートのみの提示で乗船手続きをしてもらえます。心配な人はチケットを印刷しても良いですが、基本的には不要かなと思います。

ビジネスクラスを予約している場合は、カウンターで2種類のシートのいずれかを選んでください。シートの種類については、後ほど詳しく説明しますね。

「クイーンビートル」の場合は、大きなスーツケース含め全ての荷物を自分自身で船内に持ち込みます。そのため、チェックイン時の荷物預かりはありません。

チェックイン時に①黄色い紙の「健康状態調査表」②「健康状態調査票」の書き方説明書、③入国カードの3点セットがもらえます。

健康状態調査表は、英語か韓国語のいずれかで記入しなければなりません。一緒にもらえる記入例を参考に書きましょう。なお、これは空港から韓国に入国する際に必要な「Q-CODE」の代わりの紙です。港から入国する場合は「Q-CODE」が使えないようなので、事前に「Q-CODE」を準備する必要はありません。

私は、電子ビザ「K-ETA」を持っていたので入国カードをもらいませんでした。ノービザで韓国へ入国する人は基本的に全員提出しなければならないので、ここで受け取りましょう。

チェックイン完了後に、レシート状の乗船チケットが発行されます。このチケットは下船するまで必ず大切に持っておきましょう

税関申告の必要がある人は、税関申告書もチェックインカウンターでもらいます。(もらい忘れてしまっても、船内に置いてあります。)

チェックインが済んだらエスカレーターで2階へ。出国審査は午前8時からなので、午前8時になるまでこちらのロビーで待ちます。カフェや飲食店も特にないため、あまりに早く到着しすぎると暇を持て余します。余裕を持って午前7時半頃にチェックインを済ませるとちょうど良さそうですね。

空港と同様、一人ずつパスポートと乗船券を提示し、出国審査を終えたらあとは乗船を待つのみ。小ぶりな免税店がありましたが、空港のようにハイブランドやコスメなどが豊富にラインアップしている訳ではないため、期待しすぎずに向かってください^^

ここで私が非常に不安を覚えたのは荷物検査が行われないこと……!国をまたぐのに荷物検査がないって危険ではない?そして、もし危険物を誰かが持ち込んでいたら…など色々と考えてしまいました。韓国入国時にはじめて荷物検査がありましたが、それまでは完全に性善説で成り立っていましたね。

クイーンビートル乗船の流れ

再び2階から1階に降り、乗船口へ。ここで乗船券とパスポートを提示し、いよいよクイーンビートルのなかへ!

ちなみに、「クイーンビートルの真っ赤な船と一緒に記念撮影を‼︎」と思っている人もいるかもしれませんが、そのタイミングは一度もありません 笑 乗船口から船の入り口まで上も横も囲われた”筒”のような道をずっと歩いていくためです。写真を撮りたい人は、港へ入る前にあらかじめ撮影しておくと良いでしょう。

2022年に運航を開始したため、船内はとても清潔です。

まずは、大きな荷物を保管するロッカーへと案内されます。スタッフが複数名いらっしゃるので自分のスーツケースを託すと良きところに入れてもらえます。

大きな荷物用の棚以外に、鍵がかかるロッカーもあります。一人旅や乗船中基本的に寝たいと考えている人は安全のために利用すると安心かもしれません。

ちなみに自転車の持ち込みもできま。船内に自転車置き場が設置されているので、韓国・釜山でサイクリングを検討している人は愛車持参も可能◎

船内には、クイーンビートルの限定グッズやコスメなどを販売する免税店が完備されています。出航後に開店しますが、あまりに揺れがひどくて私は一度も見れませんでした!笑

クイーンビートル スタンダードクラスの設備

1階にはスタンダードクラスの座席があります。このように座席のほかにも軽食が食べられるラウンジがあり、皆さん出航前からビールを飲んでいました 笑

こちらがスタンダードクラスの座席。十分に清潔で、快適そうに見えます。今回実際に座れなかったため、シートの柔らかさや質にどのくらい違いがあるのかは不明なのですが、シート前後の差は104cmあるそうで、先代の「ビートル」でいうビジネスクラス並みの広さらしいです!各座席にはUSBポートもついているので、スマホの充電も安心です。

ドリンクや軽食が買えるキオスクもあります。ピザやポテト、アイスクリームやフレンチトーストのほかヤンニョムチキンやチヂミなど一部韓国料理も販売されていました。メニューはビジネスクラスと共通です。

もちろん自動販売機も完備。私はもともとコーヒーがあまり飲めないのと、船酔いするのでさっぱりしたジュースがよかったのとで、結局自販機を重宝しました。

クイーンビートル ビジネスクラス

設備

ここからはビジネスクラスを紹介します。ビジネスクラスはクイーンビートルの2階部分。入り口でQRコードをリーダーにかざしてなかへ入れます。船内を散歩する際は、必ず乗車券を持ち歩くようにしてください。

人が少なく、かなり空いていて静かで落ち着いた雰囲気でした。

USJのハリー・ポッターの乗り物でもかなり酔うタイプなので、船酔いを心配してゲートクローズになるギリギリ前に乗船しましたが、乗った瞬間に結構な横揺れがあり「やばそう……」と感じました 笑 

極力自分の席でゆっくりと過ごしていたため、一度も座ることはありませんでしたが、前方にはこのような展望エリアがあります。海が落ち着いている日は、コーヒーを優雅に飲みながら過ごす人々で賑わうんでしょうね。

こちらは、先ほどスタンダードクラスでも紹介した、ビジネスクラス限定のキオスク。出航前から一部メニューは注文させてもらえました。

これらが、キオスクでの販売メニューです。船酔いするので食べ過ぎてもなあと思いながらも何か食べたいとも思いつつ……唯一「軽い系」のスープはこの日は対応不可とのことで、結局何も買えませんでした。 

クイーンビートルに関するパンフレットや韓国入国に必要な税関申告書、健康状態調査表などの各種書類がこちらに置いてあります。もし、港でもらい損ねたら船内でももらえるので安心してくださいね。

シートの種類

ビジネスクラスのシートは2種類。まずこちらが「タイプA」のシート。ブース型かつ160度まで座席が倒れるので一人の時間を静かに過ごしたい人やとにかくゆっくりと眠りたい人におすすめです。

なんとなく「タイプA」は圧迫感がありそうだなーと個人的に感じて、私はより開放的な「タイプB」にしました。座席前後が140cmも空いていて、隣の席ともゆとりがあるので明るくて広々。友達同士で乗船するならこちらの方が話しやすそうです。

こちらが私のお席。チェックインカウンターで場所の希望を聞いてもらえ、今回は窓側にしました。後ろにお一人いらっしゃったのですが、前も横も空いていたのでかなり広く使わせてもらえ、めちゃくちゃ快適でした。

もちろんUSBポートがついています。コンセントタイプの電源はないのでご注意を。

結果的にパソコンを船内で開くことがなかったのでよかったのですが、付属のテーブルはコーヒーカップを置くくらいの小ささです。「タイプA」はA3の紙サイズの大きなテーブルがついているので、がっつり船内で作業したい人はそちらの方が快適かもしれません。

こちらも座席は160度どどーんとリクライニングできて、フットレストもあります。

ビジネスクラス限定のサービス

クイーンビートルでは、ビジネスクラス限定のサービスがいくつかあります。

まず、席に着くと船内用スリッパとアイマスクが配られます。皆さん靴を脱いでスリッパで歩き回られていましたよ。

そして一人一点、博多に本店がある「鈴懸(ずずかけ)」の和菓子が手土産に配られます。船内で食べてもよし、お土産に持って帰ってもよしですが、賞味期限が意外と近いので要注意!私は6月29日に乗船しましたがお菓子の期限が7月5日でした(!)釜山で食べなければ……笑

こちらはビジネスクラス専用の自動販売機全て無料でドリンクが飲めます。レモネードや緑茶などコーヒー以外のメニューもあるので、コーヒーが飲めない勢は嬉しいのでは。

また、キオスクメニューの一部を2点まで無料でもらえるサービスも!生ビールやコーヒー、そしてアイスクリームまで乗船券を提示するともらえます。一気に2点頼んでもよし、タイミングを見て別々に注文してもOK。

無料ドリンクがアルコールかコーヒー系しかなかったので、アイスカフェラテ。そしてアイスクリームはチョコレートとバニラのミックスをいただきました。

キオスクは、到着の約30分前に閉まってしまうので時間は要注意です!

クイーンビートルから下船!韓国入国の流れ

あっという間に釜山港へ到着!「悪天候の影響で10分ほど遅れて到着いたしましたことお詫び申し上げます」と放送が入っていましたが、チケットには12時40分到着予定と記載されており、ちょうど12時40分に下船が始まったため、ほとんどオンタイムでした。

なお、ビジネスクラスから優先下船の案内があります。

私の場合は、12時45分に下船し、それから黄色の紙「健康状態調査表」を提出。入国審査は空港と全く同じで、顔写真の撮影と指紋のスキャンがあります。そしてここではじめて荷物検査があり、無事に終えたら開放!到着ロビーに解き放たれたタイミングはなんと12時55分と超スムーズでした。

速すぎて、e-SIMの設定もできていなかったので到着ロビーでゆっくり行いました 笑

こちらは(たぶん)フォトスポット。

「釜山港 国際旅客ターミナル」はかなり大規模。日本へは博多のほか、下関や大阪への運行便があるそうで、韓国の玄関口といえます。

便利なのはその立地で、釜山の中心地「釜山駅」へのアクセスはバスか徒歩で約15分。タクシーでおよそ10分ととても便利。私が予約していたホテルは、釜山駅から一駅先の「チョリャン駅」が最寄りの場所にありましたが、こちらへも徒歩で行けました。

釜山にある「金海国際空港」から釜山駅へは釜山-金海軽電鉄にておよそ1時間。それを考えると、港からのアクセスがかなり良いことがわかりますよね。

クイーンビートルは船酔いする?良かった点とイマイチだった点

良かったこと

今回はじめてクイーンビートルで韓国に入国して良かったことは以下の通りです。

  • 船内が広くてとにかく快適
  • 全体的に人が少ない
  • 空港のように出入国の手続きやチェックイン時に行列に並ぶ必要がない
  • JR九州運営なので、なんとなく安心感がある
  • 【ビジネスクラス限定】ドリンクサービスが無料
  • 福岡市内から博多港へも、釜山港から釜山市街地へのアクセスも15分程度とかなり良い
  • チェックインは出発時刻の45分前でOKなので朝比較的ゆっくりできる

イマイチだと思ったこと

逆にここはちょっと不安だな、いまいちだなと思ったのはこれらです!

  • 荷物検査がないから不安大!
  • 船内のWi-Fiはあるものの、「使えない」と思ってOK
  • 船酔いのリスクが高い
  • 悪天候によって頻繁に出航しないことがありリスクが高い

そのほか、免税店でのショッピングや食事など、空港で過ごす時間を楽しみにしている人にとっては、その機会が限られているのがちょっと寂しいかもしれませんね。(私はスタバくらいしか行かないので問題なし)

広々快適な海の旅!クイーンビートルで韓国・釜山へ!

今回は、クイーンビートルで博多から韓国・釜山へ入国してみた件について記事にしてみました。

さて、ここで皆さんが気になっていること。

「結局船酔いはするのか?」

結局私は船酔いしませんでした(拍手)出航の30分前にあらかじめ酔い止め薬を服用していたことと、船内のほとんどの時間を睡眠に充てたことが功を奏したのではと分析しています 笑

この日は、波の高さが1.5メートルと比較的高く、「激しい揺れが予想される」と船内アナウンスが入っていました。スタンダードクラスでも提供されるサービスかは不明なのですが、ビジネスクラスではスタッフの人が各席に酔い止めの薬を配っていほどでした。

最初の方は「このくらいの揺れやったら余裕やな」と思っていましたが、目を覚ましたタイミングで一度お手洗いに席を立つと、まっすぐ歩けないほどの横揺れ(!)
※対馬が見えてくる少し前くらいのタイミングです

「起きていたらダメだ……!」と強い意志を持って到着までほとんど寝ていたところ、大変健康な状態で韓国に入国できました。

改めて、「もう一度クイーンビートルで釜山に行きたいか?」と聞かれれば、私は「行きたい」と答えます。結果的に船酔いがなかったことと、福岡に住んでいるならば飛行機と同じくらいか少し安い値段で気軽に韓国へ行けること。そして、何よりも狭いLCCの飛行機の座席よりもクイーンビートルの船内はとにかく広くて快適だからです。また、今回ビジネスクラスで釜山に行きましたが、全体を通して+5,000円以上の価値ありだと感じました。

普段は関西を拠点にしているため、わざわざ福岡まで行って……というのは現実的ではありません。が、もし私が福岡住まいであれば釜山行きの一つの選択肢として常に持っていると思います。

ここまで、長々と書いてきましたが、これからクイーンビートルで福岡から釜山へ旅立たれるどなたかの参考になれば幸いです。