K-POPやK-beauty、おしゃれなカフェやおいしい韓国料理など韓国にポジティブな印象を持っている人は多いはず。私も2ヶ月に一度は韓国に行っていますし、何度行っても変わらず大好きな国です。
そんななか、忘れてはならないのが韓国は戦争中であるということ。1953年の休戦協定締結後、70年たった今も朝鮮半島は38度線で分断されたままです。韓国の明るいところを発信する立場だからこそ、辛い思いをしている離別家族の存在や今の両国の関係性、韓国の男性が避けられない兵役など、現実を知っておくべきだと思っていました。
そこで2024年6月30日、「DMZ(非武装地帯)ツアー」に参加してきました!この記事では、そもそもDMZツアーって何?というところから、ツアーの種類や予約方法を解説。実際に参加したツアーを時系列でレポートしながら、率直に感じたことなどをまとめました。
そもそもDMZ(非武装地帯)とは?
そもそも「DMZ」とは、「Demilitarized Zone(非武装地帯)」の略称。1950年に勃発した朝鮮戦争の休戦協定が締結され、朝鮮半島を分断する「軍事業界線(通称38度線)」が定められました。
この停戦ラインから韓国側・北朝鮮側に2km、合わせて4kmの範囲がDMZと呼ばれる緩衝地帯とされています。DMZは、双方の侵入を防ぐために一面に地雷が埋められているそうで、今でも地雷が爆発するなど緊張が続くエリアです。そのため、人がむやみに立ち入らない手付かずの自然が育まれている、なんとも皮肉な側面もあります。
DMZ(非武装地帯)ツアーって何?
DMZツアーは、DMZを見学しながら朝鮮半島分断の歴史や韓国・北朝鮮両国の現状を知ることができるツアーです。
なおDMZから韓国側に約5km〜10kmに下がったエリアは民間人統制区域と定められ、一般人の出入りが厳しく制限されています。そのため、区域内を個人で自由に見学することはできません。私たち日本人旅行者にとっては、ツアーに参加することがDMZを見学できる唯一の方法といえます。
DMZ(非武装地帯)ツアーの種類・予約方法
Googleの検索欄に「DMZツアー」と入力すると、さまざまなツアー会社が提供するDMZツアーが出てきます。
コネストやKKday、Veltra、HISなどさまざまなDMZツアーを比較したところ、ツアーの内容はいずれでもほとんど同じでした。ただ、見学できるスポットやアクティビティの数によりDMZツアーの中でも複数のパッケージが用意されています。
DMZ(非武装地帯)ツアーの種類
最もシンプルなツアーの内容の一例が以下です。
上記の内容に加え、朝鮮戦争で激戦地だった紺岳山(ガマクサン)吊り橋をわたったり、ゴンドラで臨津川をわたったりするアクティビティや、脱北者インタビューの時間が確保されたツアーもあります。ツアーで何を見たいかにより、内容を検討すると良いですね。
言語が不安な人もいるかもしれませんが、日本語ツアーを提供する会社が複数あるのでご安心ください!もちろん英語ツアーもあるので、どちらか得意な言語を選べます。ただし、日本語ツアーが最小催行人数に満たなかった場合は英語ツアーに合流となるケースもあるようなので、心の準備はしておきましょう◎
DMZ(非武装地帯)ツアー予約方法(Klook)
情報を正しく理解したかったのもあり、日本語ツアーを探していた私は比較した結果、最もシンプルな6時間のツアーかつ最安値(1人8,659円※為替レートにより異なる)で口コミが4.7/5と高かった「Klook」で予約しました(※KlookのPR記事ではなく、すべて自腹です…!)。
※参考までに、私が予約したツアーはこちらでご覧いただけます。
KlookでのDMZツアー予約方法は下の画像の通りです。
① ツアーに参加したい日程をカレンダーで選択
②希望する種類のDMZツアーを選択(※[日本語ガイド]の記載がないものは、すべて英語ツアーです)
③参加人数を選択
④「予約手続きへ」を選択
次のページで、氏名や電話番号、メールアドレス、宿泊先情報を入力し、ツアー料金の支払いへ進みます。日本のクレジットカードで決済可能です。
ここまでできたら、ツアー会社からくる当日の集合場所・時間の連絡を待ちましょう!
【DMZツアーレポート】7:10 ツアー出発
ツアー2日前にツアー会社からKAKAO talkで電話があり、「日曜日は7:10にホテルのロビーで待ち合わせしましょう!」とのこと。
私たちは、東大門のラマダ・ウィンダム・ソウル東大門に宿泊しており、当日、集合時間の5分前ごろにロビーへ降りると、すでにガイドさんが迎えに来てくれていました。そこから、バスに乗車。1時間ほどかけて東大門→明洞→弘大入口エリアを周り、ツアー参加者を順番にピックアップ。最終的には、50人ほどが乗車できるバスが満席になりました。
車内には、英語ツアーと日本語ツアーの2つのツアーが同時乗車し、ガイドさんも2人。私たち日本語ツアー参加者は全員で15名ほど。1人参加の方も複数いらっしゃいました。ほか30名くらいは皆さん英語ツアーの参加者です。
バスの中では、まず日本語ガイドのジュランさんが今日のツアーの流れや注意事項を説明してくれます。民間人統制区域に入れる人数は、1日あたり2400人と決められており、エリアに入る人の情報を厳しく管理しています。そのため、私たちツアー客も個人情報を軍に提出しなければなりません。
「1文字でも間違ったら入れないほど厳しいです!」というガイドさんのアドバイスのもと、車内でQRコードを読み取り、Google Formに個人情報(名前、生年月日、性別、国籍、電話番号)を注意深く入力しました。
【DMZツアーレポート】9:10-10:10 臨津閣(イムジンガク)国民観光地
ソウルから1時間ほどで到着したのは、パジュ市最北に位置する臨津閣(イムジンガク)国民観光地。KTXの最北の駅・臨津江駅が近くにあり、検問を受けることなく民間人が行ける北朝鮮に最も近い場所として知られています。
多くのDMZツアーで最初の目的地となるこの場所には、すでに観光バスがたくさん!自分のバスは忘れないように、ナンバーを覚えておきましょう。
臨津江(イムジンガン)
バスを降りた日本語ツアー一行が向かったのは、臨津江(イムジンガン)が望める場所。脱北者など南北で行き来ができないように臨津江の両側には、高い有刺鉄線がずーっとひかれています。この鉄線が南北分断の象徴になっており、このエリアのお土産にデザインとしてあしらわれているものが複数見られ、複雑な気持ちになりました。
ここで、地図や資料を用いながら朝鮮半島の歴史や38度線が引かれた理由などをガイドさんが丁寧に説明してくれます。日々日本のメディアで報道される北朝鮮に関する話題は、軍事的な内容がほとんどです。ここでは、北朝鮮に住む人々の暮らしぶりや経済状況など、なかなか知り得ない情報を聞けてとても興味深いものでした。
何よりせつなく感じたのは、もともとはこの38度線が第二次世界大戦末期にアメリカ軍とソ連軍の分割占領ラインとしてひかれたものであるという事実。そこから朝鮮半島の南北で2つの国が設立され、朝鮮戦争を経て1953年の休戦協定で38度線が固定化されたそう。かつて教科書で学んだ世界大戦はたしかに存在したもので、その名残を目の前にして胸が締め付けられる感覚がありました。
臨津江(イムジンガン)スカイウォーク(トッケ橋)
続いて向かったのが、朝鮮戦争の爆撃で破壊されたトッケ橋。2016年に臨津江(イムジンガン)スカイウォークとして観光客が歩けるように整備されたそうです。(ここへは別料金が必要:大人2,000ウォン、小児1,000ウォン)
トッケ橋の最先端まで歩くと、その先は破壊され橋脚のみが残されていました。臨津江をわたり、山の向こうにはDMZ、そして北朝鮮最南端の村・ケソンがあります。
橋脚には、赤色の丸と矢印で朝鮮戦争時の銃弾の跡が示され、戦争の歴史を感じさせる生々しさがありました。
臨津閣国民観光地のほかの見どころ
臨津閣国民観光地には、ほかにも見るべきものが多々あり、自由時間30分ほどで足ばやに回らなければすべてを網羅するのは至難の業です。ここからは、写真をメインに各スポットをご紹介します。
休憩所では軽食も
休憩所の内部では、トイレ休憩はもちろん、ハンバーガーショップやカフェなどで軽食も楽しめます。ただし自由時間が30分弱ほどだったためほとんど時間がなく、朝ご飯を食べていなかった私は3分ほどでほぼ飲み込むようにタコのホットバー(4,500ウォン)をテイクアウトしました 笑(結構おいしかったです)
【DMZツアーレポート】10:20 統一大橋で検問を受ける
バスに戻り、いよいよ民間人統制区域内へ。区域内への窓口となっているのが統一大橋入口に設けられている検問所。ここで検問を受けた人しか内部へ立ち入れません。
検問所に到着するとバスは一時停車。バスの中に軍の兵士さんが1名入ってきて、事前に提出した個人情報と本人を1人ひとり照合していきます。ちなみにここでの撮影は一切禁止です。
兵士さんの経験の差により検問にかかる時間が異なるよう。私のときは経験豊富な兵士さんが担当だったらしく、わずか5分ほどでスムーズに終わりました。検問では、パスポートを提示し、自分の名前を兵士さんに伝えます。
検問を無事に通過し、いよいよ統一大橋をわたります。なんだか見覚えがある景色だな……と思ったら、大人気韓国ドラマの『愛の不時着』で登場したロケ地だそうで。テレビの中で見たあの景色を思いがけず目の当たりにし、少しだけ興奮してしまいました……!
【DMZツアーレポート】10:30-11:10 都羅(ドラ)展望台
続いてバスは急斜面を進み、都羅(ドラ)展望台へ。生憎の天気で霧がひどく、「今日は残念ながら何も見えないようです」とガイドさん……。バスの駐車場から降りた時点で周りは真っ白。わずかながらの期待を胸に、最後は自分の足で展望台に向かいます。
やはりすごい霧で、あたり一面真っ白!ガイドさんも諦めて「想像を膨らませてくださいね!」と言いつつ、民間人制限区域に450人が居住する統一村での生活の話を聞かせてくれました。そうこうしていると風が吹き、徐々に視界がクリアに。数分後には奇跡的に統一村を肉眼で見ることができました!
写真では、このエリアを畑が多く占めていることがわかりますよね。この地域では、高麗人参や大豆、ブルーベリーなどの農産物が名産なのだそう。とりわけ高麗人参のエキスはソウルではなかなか手に入らない、かつかなりリーズナブルな価格で最高品質のものが手に入るそう。ガイドさんも「ここでしか買えないから興味があったらぜひ買って帰って!」と太鼓判を押します。
いよいよドラ展望台の内部へ。霧の中、北朝鮮の景色は果たして見えるのだろうか……?この景色を見るためにツアーに参加したところがあったため、緊張が高まります。
展望スペースに上がると、北朝鮮向きに望遠鏡が複数設置され、それを覗き込む多くの観光客の姿が。
こちらが、私の見たDMZです!(生憎のお天気すぎる……)この広大な自然がDMZ、北朝鮮と韓国の間に広がる非武装地帯です。冒頭で説明した通り、DMZは人が簡単に足を踏み入れられないエリア。そのため、皮肉にもこれだけ豊かな自然と生態系が育まれてきたのです。ある調査によると野生生物が6000以上存在するのだとか……。
休戦の70年間で育まれた広大な緑と豊かな生態系。圧巻の景色を眼下に望みながらも、笑顔でシャッターを切れないなんとも言えない気持ちの自分がいます。
よく見ると、こちらの写真では同じ視野の左側に北朝鮮の国旗が、右側には韓国の国旗が並んでいるのが見えます。初めて肉眼で見た北朝鮮。それもソウルからバスで1時間足らずで来れる距離にありました。こんなに近いのに行けない、離別家族が会えずにいる、そんな現実を目の当たりにしました。
望遠鏡では、DMZや北朝鮮最南端の村ケソンの街並みを見学できます。よくよく見ると、ケソン工業団地や金日成氏の銅像、電波送信塔や、2021年以来ツアーから除外されてしまった板門店などが見わたせます。
この日は天気が悪く、確認できなかったのですが、天気の良い日はケソンを走る車や畑仕事をする居住者なども見えるそうです。
【DMZツアーレポート】11:20-12:20 南侵第3トンネル
次に到着したのが南侵第3トンネル。DMZは、非武装地帯。韓国側と北朝鮮側がお互いに武装してはならないと決められているエリアです。
ガイドさんによると、「休戦中に北朝鮮側がDMZの下に韓国側を侵攻するためのトンネルを20個ほど掘った」そう。韓国側が見つけた順番に1、2、3と番号が付けられ、1978年3番目に発見されたトンネルが、観光客向けに公開されている第3トンネルです。
まずは、第3トンネルの概要についての展示を見ながら説明を受けました。これら侵攻用トンネルの情報は、実際にトンネルを10年以上掘り進めていた脱北者によって韓国に伝えられたといわれています。
今では北朝鮮は核を保有しており、トンネルを使った地道な侵攻はもう必要ないと考えているそうで、韓国側でも未発見のトンネルを探す作業はしていないとのことでした。
続いて、このツアーのハイライトといえる第3トンネル内へ潜入!第3トンネルは、地上から約70メートルの深さにあり、片道およそ600メートル。そのうち観光客が立ち入れる265メートルを歩いて見学できます。
トンネル内の撮影は一切禁止。施設内にある鍵付きロッカーに貴重品を含めてすべての手荷物を預け、ヘルメットをかぶっていざ薄暗いトンネル内へ。最初は、韓国側が地下70メートルまで掘り進めた斜面を一気に歩いて降りていきます。坂道が3分の2くらいを占めていたのでは?と思うほど、それはそれは長い坂でした。歩みをすすめるほどに徐々に空気がひんやりし、酸素が薄くなってきます。
しばらく歩くと、ようやく平らな道へと差し掛かります。ところどころから水滴がしたたり、より一層ひんやりした空気。北朝鮮側が実際に掘り進めたとされるトンネル部分は、ゴツゴツした岩壁で高さは165センチほどしかありません。151センチの私以外、ほとんどの観光客の皆さんは腰をかがめたキツイ体勢で奥へと歩みを進めていました。
終着地点まで辿り着くと、上の写真のような立ち入り禁止の扉にぶち当たります。ここは軍事境界線までわずか176メートルしかない地点です。
扉には「25906」という数字が、電光掲示板に赤い色で映し出されていました。これは両国が休戦状態となっている日数。ここで1日、また1日と日数がカウントされてきただろうことを想像すると、光る数字はどこか寂しげに見えます。
帰りは、地上に戻るため降ってきた坂道を一気に上へ。終わりがなかなか見えず、これが本当にきつい!給水地点があり、途中水分補給ができるようになっていたり、坂道の途中に複数のベンチが設置されていたりしたので、無理せず自分のペースで出口を目指しましょう。
トンネル内での撮影が一切禁止であるため、事前情報がほとんどなく。第3トンネルの見学がここまで体力的にしんどいものとは全く予想していませんでした……!なお、心臓病を抱えている人や閉所や暗所でパニックになる人は、トンネルに入らずに展示やお土産物屋などを見て休んでおくように、ガイドさんからアナウンスがあります。体調やコンディションに合わせて無理のない範囲で挑戦してくださいね。
【DMZツアーレポート】12:30-12:45 統一村
最後に立ち寄ったのは、展望台から眺めた統一村。民間人統制区域内にあり、今も約450人が暮らす村です。住民であっても、検問を受ける必要があるため、検問が開いている時間のみしか区域内外の行き来はできません。域内の居住者は、時間的な制限を感じながら日々暮らしているようです。
ツアーでは、統一村を見学するような内容はなく、統一村にある休憩所で20分の時間が設けらていたのみでした。できることはトイレ休憩や最後のお土産の購入、軽い軽食程度です。
ここで有名なのは、名産の大豆を使った大豆アイスクリームと大豆ラテ。私たちは、アイスクリームを食べてみました!
甘さは控えめで大豆本来のやさしい甘みと香ばしい風味が食べ進めるほどにクセになる!意外に大きいので、友人と2人でちょうど良く感じました。
せっかくなので、ここでしか購入できないお土産を求めてお土産物屋さんもチェック。名産の高麗人参関連の商品がたくさん並んでいます!エキス、お茶、飴など、初心者でも生活に取り入れやすいものもさまざま販売されていました。
こちらが私の戦利品です!高麗人参茶、高麗人参キャンディー、DMZチョコレート(大豆入りのホワイトチョコでした)、DMZマグネット(板門店、生態系のデザイン)2点。
後日談で、高麗人参茶を自宅に帰って飲んでみたところ、かなり飲みやすくされていました。高麗人参の香りはあるものの、苦味や特有の土臭さはほとんどありません。
一方の高麗人参キャンディーは、もうまさに高麗人参そのもの!!!!!という土臭さ!!!笑 健康の一粒だと思って毎日食べるようにしていますが、間食に食べたり朝舐めたりするには、周りに独特の匂いが充満するので要注意です。
【DMZツアーレポート】14:00 市庁駅で解散
すべての工程を終えて、あっという間にソウルへ。トンネル見学の疲れもあり、私を含めツアーの皆さんほとんどが帰りのバスでは休んでいました。
降車地は、ホンデ入口駅か市庁駅いずれかで選べました。
私たちは、市庁駅で下車。遅めの昼食として、その足でスンドゥブチゲを食べに行きました!触れたことのなかった新しい情報や体験がギュギュッと詰まった6時間。ここまでで綴ってきたできごとがたった半日の内容だなんて、今でも信じられません。
DMZ(非武装地帯)ツアーを終えて
このツアーは、70年もの間分断された朝鮮半島のリアルと平和を祈る強い想いを体感できる内容でした。日本にいると過去に朝鮮半島で何が起こって、今どのような状況なのかを詳細に知る機会は限られています。繊細な話題でありながら、今回のツアーガイド・ジュランさんはとても丁寧に、かつ良い意味でライトに歴史や韓国の文化について説明してくださいました。
「ツアーが楽しかったか?」という問いかけに対しては、「楽しかった」というよりは、「とても興味深く、学びの多い、考えさせられるツアーだった」というニュアンスが強かったです。本当に参加できて良かったですし、韓国に関心がある人なら間違いなく皆さんに知ってほしい内容・ツアーだったと思います。
韓国の男性は、軍隊で1年半訓練を受けることが義務付けられています。改めて考えると、これは国に大事があったときに備えて訓練しているということ。今もあるかはわかりませんが、日本の飲食店で軍服をコスプレで着て韓国料理が楽しめる飲食店があったことを思い出しました。ツアーを終えた今、軍服をエンタメにして良いものか倫理的に疑問を感じます(個人の感想です)。
韓国の文化は大好きです。ただ、韓国の明るい部分を日本の皆さんに伝える仕事をしている私は、目を背けてはならない事実や歴史背景、文化も理解しておかなければならないと考えています。日本の皆さんに韓国を好きになってもらえると嬉しく思いつつ、韓国の皆さんが私の作ったコンテンツを見たときにも、配慮ある発信ができている情報発信者でありたいと思います。
朝9時着・午後2時ソウル着
※北朝鮮・韓国の首脳会談が行われる南北の対話の場所として知られる板門店(パンムンジョン)は、2023年7月から見学が中止されており、2024年7月現在再開の目処は立っていないそう