Day 2 in Penang, Malaysia:ストリートアートを満喫。3年ぶりのモスク見学も。

YouTuberに触発され、朝から点心を食す

今日はゆっくり寝ていようと思ったのになぜか6時半に目が覚めた。

ベッドの上でごろごろしながら海外YouTuberのジョージタウン食べ歩き動画を見ていると、美味しそうに点心を食べているではないですか←

お腹もいい感じに空いていたので、そのまま準備してお店へ向かった。

朝の早い時間は涼しくて陰も多く、散策しやすい。

しばらく歩いていると、明らかに賑わっているお店が遠くの方で確認できた。

「Tai Tong Restaurant」

入る前から「よし(ガッツポーズ)」と思った。

案内役のお兄さんがすぐにテーブルまで通してくれて、注文方法を説明してくれる。

ドリンクには、お兄さんのおすすめだという「特制金甘茶」というこれまた謎の飲み物(この旅では、よく分からないドリンクになぜか挑戦している気がする)を注文。

お店の奥の方では点心を蒸しており、美味しそうな香りが食欲をそそる。

メニューは漢字ばかりで、読んでも理解できなかったので←

見た目だけで判断し、指差しで注文してみた。

じゃーん!

どれも美味しそうでしょう♡

日本円で約550円。大満足の朝ご飯にありつけて、この日のQOLが上がった気がした。

できたてのシュウマイに肉まん、そしてチマキの中身のような食べ物(←おい)。

調子に乗って頼みすぎたけれど、もちろん完食だ。(ドリンクも爽やかな甘さがあるお茶で飲みやすかったよ)

午前中はカフェでお仕事

朝食を食べ終え、9時から開いていた「Tomorrow English Cafe」で作業することに。

ジョージタウンにあるカフェやレストラン、そして今泊まっているホテルもなんだけれど、奥行きのある構造が印象的だ。

モダンと融合され、リニューアルされた伝統家屋の数々に、京都から来た私は京町家を思い出さずにはいられない。

昨日からほとんど野菜を摂取していなかったので、「ストロベリーマンゴースムージー」を。

氷がすっかり溶けてしまってもフルーツそのものの味わいと食感が楽しめて、よく市場である「サラサラでほとんど氷でできたスムージー」とは全く違ったものだった。

WiFiも問題無く、お客さんも少なかったので落ち着いて12時半ごろまで居座らせていただいた。

周一族の橋?「Chew Jetty」

朝から飲茶を楽しんだせいか、まだお腹がすかないので少し散策してみることに。

Google Mapに印をつけておいた「Chew Jetty」という観光スポットへ足を運ぶ。

かつてジョージタウンに中国福建省から渡ってきた周さん一族がひとつの桟橋に生活してきた姿を残しているという。

今では観光地化しているため、私たちが立ち入れる場所にあるほとんどがお土産物屋さんになっていたものの、少し奥に入るとまだそこで生活している人々もいた。

高所恐怖症の私は、桟橋の隙間からちらりと覗く海が怖く、早々に退散することに・・・

歩いているだけでわくわくのストリートアート

ジョージタウンは、街のあちこちにあるストリートアートが面白い。

この自転車の壁アートは、コロナ前には観光客が列を作って撮影したという有名なフォトスポット。

またこの町がたくさんの観光客で溢れることを祈るばかりだ。

一歩進むと作品。両脇にはお土産物屋さんがずらりと立ち並ぶこの通りは、ジョージタウンの一大観光スポット「Armenian通り」だ。

「皆ここに遊びに来ていたのね!」と思うほど、たくさんの欧米からの観光客に遭遇。

そして客引きも賑やかだ。

電動自転車やスクーターのレンタルもあるようで、ここの店員さんに声をかけられた。

暑いし、道も平坦だから散策に良いかも。

猫ちゃんの完成度と比べてその背後のピカチュー・・・・

まだ製作途中なのかも。完成を乞うご期待。

そして、色々な国にある傘アートがジョージタウンにも。

ここも、繁忙期は写真撮影できないほどの人だかりだっただろうなと思うと、寂しくも、少しラッキーな気持ちがしたのが正直なところ。

無料でこんなにアートを楽しんでも良いの!?

と思うほど、カメラ好きの私にはたまらない場所だった。ご満悦。

海外ノマドさんとの出会い@カフェ

1時間ほどがっつり歩き、暑さでさすがにバテてきた。

カフェで水分補給をしようと入ったのが、偶然通りかかった「R COFFEE CO.」。

電源があるためか、パソコンを広げて作業しているお客さんが多い。

爽やかにレモネードをチョイス。

マレーシアは、意外にもクレジットカードや電子マネーがあまり普及していない。

今の日本や、韓国旅行の感覚で行くと飲食に困ることも多いので、現金の準備は必須だ。

テラス席でも写真を撮影していると、

「このカフェとても綺麗よね。」

と声をかけてきてくれた女性はジェシーさん。

アメリカ出身のノマドワーカーで、ジョージタウンで1ヶ月も過ごしているんだとか。

お互いの仕事の話をしたり、ペナンのお気に入りの場所を聞いたり、ドリンクを片手に情報交換。

なるほど、一歩日本を出るとこういう出会いがあるんだった、とハッとする。

世界中のノマドワーカーさんにもっと会いたいなあ。

「あなたも2週間もここにいるんだったら、絶対またどこかのカフェで会うね。」

とお互いに再会を確信して、別れを告げた。

3年ぶりのモスク見学!

何を期待してマレーシアにやって来たか。

食べ物と同じくらい楽しみにしていたのは、トルコのイスタンブール以来となる3年ぶりのモスク見学だ。

ジョージタウンにある「Masjid Kapitan Keling」は、マレーシアのモスクらしいシンプルな装飾が印象的だ。

見学者は私一人だったので、ガイドさんが隅々まで案内してくれて、質問し放題の贅沢な時間だった。

「あなたは自分がどこから生まれてきたと思っているの?命が終わったらその後の世界はどう考えてるの?」

と、無宗教の私に対する質問攻めも。笑

私に「イスラム教」を教えてくれたのは、アメリカに留学していた時のクラスメート、Enas。

彼女は、誰よりもアクティブで、川で急流下りを楽しんだり、スカイダイビングをしたり、毎週のようにテントを張ってキャンプを楽しんだりしている話をしてくれた。

教科書やニュースでしか知り得なかったイスラム教に対する私の偏見を打ち砕いてくれたのは、紛れもなく彼女で、そこから私はイスラム教の世界に関心を持つようになった。

その国によってモスクのデザインは全く違う。

そして今日初めて知ったのは、ムスリムは基本的に皆『コーラン』をアラビア語で読めるということ。

そして、あのお祈りの言葉は、百人いれば百通りのメロディーで歌われるという事実だ。

しっかり遊んだ午後

モスク見学を終え、そのままホテルへ。

今日は半日観光し、夕方から夜までお仕事を。

・・・でも明日からは作戦変更!

午後は暑すぎるので、比較的歩きやすい午前中に観光して、午後からしっかりお仕事の方が良さそうな気がする。

明日は1日お仕事の予定だが、昼・夜ご飯はしっかり食べていきたい。

という決意表明で締めくくろうと思う。