ドーナツを食べに、パン屋さんへ

次のホテルのWiFiに確証が無いため、チェックアウト前にビジュアル関連の作業を全て終わらせた。
いやあ、4泊した「Reunion Carnarvon」、作業環境としては最高だったな。
スタッフの方は全員愛想無かったけど、そんなことどうでもいいくらい他が完璧で快適だった。
またジョージタウンに来たら利用したい。
チェックアウトし、ガラガラとスーツケースをひいてやって来たのは、パン屋さん。
YouTuberがドーナツを食べているのを見て、無性に食べたくなり、朝ご飯にすることに決めた。←YouTuberに影響されすぎ

ショーウィンドウには見た目も美しいドーナツやパン、そしてケーキがずらり。
この光景を眺めているだけで幸せだ。
ドーナツのフレーバーは、ヌテラ、抹茶、レモン、ラズベリーの4種類だそう。
ほぼ迷わずにラズベリーに決めた。

店内はやはり奥に長く、コンクリート調の落ち着いた雰囲気。
しかし、地元の人も欧米からの観光客も朝ごはんを食べにたくさん来ていて、一時は空席を待つ列ができるほどの繁盛ぶりだった。

お花やアート、絵画も店内の至る所に施されている。
奥にはパン工房もあり、焼きたてのパンが次々と店頭に運ばれてきて、その度に幸福の香りが立ち込める。
焼きたてのパンの香りってなんでこんなに癒し効果があるんだろうな。
人生迷走していた時期に、パン教室に通っていたことがあるが、神戸、そして京都に生活の拠点を移してからは一度も自宅でパンを焼いたことは無い。

チャイラテとラズベリーシュークリームが程なくして私の元へやって来た。
シュークリームには、香料ではなく、ラズベリーの粒感があるクリームが入っていて、甘味よりも酸っぱさを強く感じるほどの果実感。
チャイラテは、スタバのものよりずっと美味しく(笑)苦味とスパイスのバランスが私の朝を最高のものにしてくれた。
WiFiが早かったため、昼ごろまでこのまま作業させてもらったものの、お客さんが多かったため、申し訳無さを感じて席を立つことにした。
初のフードコート体験を

YouTubeだったか、どなたかのブログだったかで、「ペナンに来たらフードコートにチャレンジしてみて!」という情報を入手していた。
一度「Chu Jetty」に来た時に通った、「THE JETTY FOOD COURT」で今日はランチを食べてみることにした。

客層を見渡すと、子連れのファミリー層が多いイメージだ。
私と同じように、注文方法がわからなくてフードコート内をうろうろと何周もする観光客もちらほら。
事前情報によると「好きな店で食べたいものを注文したら、席について!そうすれば店員さんが運んできてくれます。」とのこと。
何かしら麺を食べたかったので、焼きそばのようなものを注文した。
それにしてもジョージタウンは、中国からの影響も大きいため、中国語表記が街に多い。
ローカル店に行くと漢字のみで表記されていてメニューが読めないことも。
皆さん基本的に英語OKなのでなんとか注文できるのだが、メニューに写真が無い限りどのような食べ物が来るかは一か八かで、ここ4日間やってきている。

結果出て来たのはこちら。焼きそばにワンタンスープもついてきた。
パイナップルジュースは他のお店でオーダーしたが、全部まとめて230円ほど(!)
そこまで劇的に美味しい!!というわけではなかったが、それにしても安い。
フードコート体験は、いずれにしても貴重な思い出となった。
ホテルにチェックインするまでちょっと散策

昨日の夜中に降ったスコールは嘘のように、今日も快晴だ。
お昼過ぎから夕方までは、激暑なのでむやみやたらに出歩かないことを学んだ。
はずだったが、ホテルチェックインの時間まで惜しくもあと30分ほどあったので少しだけ歩いてみる。
暑すぎる。

マレーシアに来るのはこれで3回目。
でも今まで一度も同じ所には行っていない。
1回目はクアラルンプール、2回目はコタキナバル、そして今回はペナン。
全く違う国かのようにそれぞれの地方で異なる文化が根付いている。
そんな中にも共通していることがある。それは、圧倒的な居心地の良さだ。
私が「マレーシアが好き。唯一住めると感じる日本以外の国。」と言うと多くの人は必ず「マレーシアの何がそんなに魅力的なの?」と聞く。
続けて「ご飯が美味しいから?」「人が優しいとか?」と。
もちろんそれはそうなのだが、そういったスポットの理由で表現するのはまた違う。
ここにある空気感に、自分が一番馴染めている気がする、という感覚が正しいだろうか。
暑すぎるので一旦ジェラート屋さんに避難!

暑すぎてバテてきた。←
通り道にジェラート屋さんがあったので避難させてもらった。
可愛らしい店員さんが二人がかりで接客してくれた。
カメラを構える私に向かってピースしてくれたお姉さんの写真、間違ってその写真を削除してしまったのは今日イチのミスです。勿体無い・・!

紙カップでなく、銀の器にストロベリージェラートを入れて、銀のスプーンをさして出してくれた。
ここに来てよく感じるが、ジョージタウンでは割り箸やプラスチックのストローやスプーンなど使い捨てのものがほとんど使われていない気がする。
前回滞在していたホテルでは、付属の水すらもペットボトルではなく、瓶に入ったもので何度も洗ってリサイクルしているようだった。
もしかすると、相当環境意識が高いのかもしれない。
なんてふと考えながら、少しの間涼を感じ、店員さんたちに手を振ってお店を後にした。
2軒目のホテルにチェックイン

2軒目のホテルは2泊だけの短期滞在。
「Sweet Cili Hotel」は、エントランスで靴を脱いで上がるスタイルが新鮮だった。
ここで事件発生・・!
なんと、クレジットカードマシーンが壊れているとのことで滞在費用を現金で支払わなければならないことに・・。
モールで1万円を換金して支払えたものの、ここでの現金の出費は辛いものが。
ベトナムでの生活費も残しておかないといけないし、果たして足りるのか!?
勧められるがままにいただいた「炒河粉」が美味しすぎた

ホテルのWiFiは少し弱め。
ビジュアル系の仕事はかなり時間を要するので明日からの作業はカフェ移動が必須になりそうだ・・・。
海外ノマドのWiFi環境は命だよな・・。
昼間少し歩いたのが応えたのか、なんだか体が疲れていたので←弱すぎ
夕ご飯はホテル近くでサクッと終わらせたかった。
1ブロック先に見つけたのが、こちらのお店。

あまりにも良い香りだったので、吸い込まれるようにして「1つください」と注文した。
「何にする?うちとしてはこれが一番おすすめで食べてほしい!」とお姉さんが勧めてくれた「炒河粉」という料理に決めた。
お父さんがこれまた芸術的な手捌きで調理するのを食い入るように眺めていると、にっこりと笑顔を見せてくれた。

出てきたのがこちら!!
もうビジュアルだけでお酒が飲めそう・・・・
あんかけ焼きそばのようなもので、野菜の他にエビやイカなどの海鮮、そしてお肉も数種類入っていて超具沢山だ。
あんかけを卵とじにするか、しないかを選択できたので、卵入りにしてもらった。
具材の出汁が染みた旨味たっぷりのあんは、麺を全部食べ終わった後も全てスプーンで掬って飲み干したくなるほどのおいしさ。
これで290円・・・!もっと払わせてください!!と言いたくなる(言わないけど)。
「ありがとう〜とってもおいしかった!」と伝えると、店員さん3人がまとめて手を振って応えてくれた。
お仕事の1日も食事だけで幸福

今日も基本的には観光せず、お仕事が捗った1日。
週末だったので、これまでの日々よりも街は若者や家族で賑わっていた。
車通りも多く、道には渋滞も発生していた。
そういえばまだこの街で日本の人を見かけない。
だからこそちょっと心地良かったりもする。
ありったけの日本語をこの日記ブログにしたためて、日常は違う言葉で送る。
今の私にとっては、どちらも日常。
あともう少しの間、この場所で暮らすように旅をしていたい。