Day 8 in Penang, Malaysia:最後のフルお仕事デーは残りの現金との戦い

朝ごはんに屋台飯チャレンジ

なんとなく昨日の夜から、今日の朝ごはんは屋台飯を食べたいと考えていた。

気づけばもうマレーシア滞在も残り2日間。

何か食べ残したものは無いだろうか。

ベッドの上にごろごろ転がりながらGoogle Mapで手当たり次第に朝ごはんのお店を探す。

なんだか、トーストらしきものに卵が割り落とされた料理(?)が複数のお店で見られたので、これが地域の人の定番朝ごはんなのかと考え、食べに行くことにした。

朝の散歩も兼ねて、ホテルから20分ほど歩いたところにある「Hutton Lane Roti Baker」。

卵ののったトーストを食べにきたのに、何やら店頭で美味しそうなものを作っていて、そちらに目移りしてしまう。

なんだか初めて見るもので、興味深く眺めていると、店員さんが「写真撮って!」と言ってくれたのでしっかりおさめさせていただいた。

「これは何?」と聞いてもマレーシア語の名前の料理だったので(当たり前)、結局何だったのか分からず。

でも、お店を見渡しても結構な人数の人がこれらしき料理を食べていたので、指指しで「これください〜!」と注文した。

ビデオで、ベースとなる生地が完成するまでしっかり撮らせてもらって、ちゃっかりパフォーマンスまでいただいた。

朝から優しい店員さん。良い日になりそうだ。

出てきたのがこれ!

もちもちしているけれど、薄い小麦粉の生地は真ん中が抜けていて、そこに卵が2つとチーズがたっぷり入っている。

シンプルな塩味にハチミツがかかっていて、私好みのあまじょっぱい味が最高に美味しい♡

そして、これだけで食べるものだと思っていたら、カレーが一緒に運ばれてきた。

このピリ辛なカレーに、パンケーキ(?)のようなものをディップしながら食べるようだ。

この朝ごはんに、残り2日の時点で気づいたことを後悔するほどの味わいだった。

あ、マーケットに行くのを忘れてる

朝ごはんを食べたらそのままカフェで作業をしようと、PCが入った大きなリュックを頑張って背負ってきた。

会社員生活を終え、独立してからはほとんど毎日このリュックと一緒だ。

小さなハンドバッグで思い切って出かけた日なんて、手で数えられるほどしか無いかもしれない。

まだ午前中なのに日差しが暑すぎる。

屋外で激甘コーヒーをしばらく楽しみ、お店を後にした。

お店から歩いてすぐの場所にマーケットが開催されているのを発見した。

市場ハンターの私なのに、今回一度も市場に来れていないことを、目の前にして初めて思い出した・・!

地域の人が本当に買い物をする想定のマーケットで、お土産物は少なく、日用品の販売が中心に見えて興味深い。

明日は来る時間無さそうなんだけど・・・最後に市場の雰囲気を見れて良かった。

本日の作業場所1:The Mugshot Cafe

しばらく歩くと、多くの観光客が滞在し、夜遊びをするであろうとても賑やかなエリアに出てきた。

もう10日もいるのに一度もこのエリアに足を踏み入れていない自分が、自分らしい。

中でも一際欧米からの観光客で賑わうカフェが午前中の作業場所に選んだ「The Mugshot Cafe」だ。

注文したのはジャックフルーツスムージー。

東南アジアに来るとスムージーや南国フルーツジュースばかり飲んでいる。

Wi-Fiが弱く、Wordpressが開けないため、数日前のペナン滞在記をここからようやくアップできた。ありがたや。

ジョージタウンお馴染みの奥行きのある造りで、ここは特に長く5回くらいコンクリートのアーチをくぐれる。

入口からは想像できないほど奥に世界が広がるカフェが、帰国後に懐かしく感じられそうだ。

ただ、奥に入りすぎるとWi-Fiが弱くなる傾向があるため、フロントから離れすぎず、かつ少し落ち着いた静かさの席を選ぶのが作業効率向上のポイントだということも、これまでのジョージタウンでの生活で学んだ。

今回は3つ目のアーチをくぐったところにある席に。

最初は横にマレーシアのカップルが静かにコーヒーを楽しんでいたものの、早くにいなくなり、次に来たお客さんは欧米からの一人男性観光客で、何やら面白い動画を見て時々笑っている、という平和な作業空間だった。

暑すぎて、近くのカフェでランチ

3時間ほど作業させていただいたので、一度場所を変えようとカフェを後に。

ランチの時間。

外をしばらく歩いてみるものの、暑すぎてすぐにクーラーが恋しくなる。

目星をつけていた雑貨屋さんに立ち寄り、街歩きを楽しんではみたものの、その向かいにあったカフェ「The Daily Dose Cafe Penang」に吸い込まれるように入った。

ノンアルコールのレモンモヒートとガーリックマッシュルームのパスタを注文し、作業しながら食す。

最終日である明日遊ぶために今日はしっかり頑張ると決めていた。

そこが京都であろうが、ジョージタウンであろうが、イライラする作業はやはりイライラする。

中庭があり、光も風もよく通る店内で、一人だけ眉間に皺を寄せながら気合いで仕事を終わらせた。

ここで事件発生!!

珍しく、こちらのカフェは「CASH ONLY」だということが判明。

「来週からクレジットカード導入なんだけど、ごめんね。」と申し訳なさそうに言う店員さんに、こちらこそ申し訳ない気持ちになる。

なんとか払えたものの、明日丸一日を残して残金600円という緊急事態に!

さて、換金せずに過ごせるか!?

現金も無いことですし・・・

朝ごはん、カフェ、そしてランチと、ここまで頑張って歩いてきたものの、暑さにやられていたため、帰り道はGrabタクシーでサクッとホテルまで帰宅した。

明日まで現金600円は死守しておきたいので、そのまま残りの作業はホテルで行うことに。

私の部屋はWi-Fiが弱くて作業にならないものの、やはりペナンあるある。

ロビーや受付近くはWi-Fi環境に問題は無い。

ホテルには、バーが併設されているのだが、途中トッケビのOSTが流れてきて興奮した。

ペナンでは、J-POPを一度も聞かなかったが、K-POPは頻繁に耳にした。

BTSはもちろん、BLACKPINKやLE SSERAFIMまで最新の曲も、日本と同じように(むしろ日本よりも)カフェやショッピングセンター、ドラッグストアなど色々な場所で流れている。

やはりK-POPは世界レベルだなあ。

作業しているとすっかり21時をまわってしまった。

無事に今日やりたかったことは全部終わったので、明日は朝イチで後悔の無いように最後の観光をするぞ。